大牟田市のマスコットキャラ・ジャー坊が大牟田の特別市民となりました。

大蛇山の「蛇」から名前が由来する「ジャー坊」は、蛇の人間に変化した姿であり、街の守り神だと言い張っているようです。真偽のほどは定かではありませんが、その愛らしい見た目と元気な姿から皆んなに愛されるキャラクターとなることは間違いありませんね。 ジャー坊は実は「レイトン教授」や「イナズマイレブン」「妖怪ウォッチ」「スナックワールド」「メガトン級ムサシ」などのシリーズのキャラクターデザインを務める長野拓造さんが作画を担当したキャラクター。

ちなみに長野さんは、所属するレベルファイブの看板デザイナーの一人なんだそうですよ。

ジャー坊がかぶっているのはヘルメット、手に持っているのはつるはし。炭鉱の町であった大牟田にふさわしいキャラクターとなっています。

「ゆるキャラ」に代表されるように各地方自治体のキャラクタービジネスは飽和状態とも言われていましたが、こうしてしっかりしたキャラクターデザインによって街の魅力を伝えるという手法はむしろ定番化したのだと見た方が良いようです。

「特別市民」とは名誉市民とは異なり、人間以外で市民「として」認められた特別な称号だということで、ジャー坊の認定は大牟田市議会全会一致で可決されました。

…と言っても住所登録された「大牟田市市役所」に行けばいつでも会えるということではありません。なぜなら、彼は大蛇の化身であり、普段は身を潜めて街を守ってくれているからみたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部