小田原で話題となっている「どすこい力士食堂」をご存知でしょうか。

2018年5月、小田原にオープンした「どすこい力士食堂」は、元力士のオーナー・秋山隆司さん（元・秋乃峰將司さん）が営業されています。 明治時代から食べられるようになったと言われている「ちゃんこ鍋」 一度に大量の食事を作ることのできるちゃんこ鍋は、力士たちの体を作るために欠かせない料理です。

お肉や野菜、魚介類などさまざまな食材を用いることで、良質なお出汁が出て具材に味が染み込み、栄養価の高い鍋を簡単に作ることができます。

ちゃんこ鍋言えば、“大人数で大きなお鍋を囲む”というイメージがありますが、「どすこい力士食堂」では、鶏の塩ちゃんこ鍋定食（1,500円）を一人前から味わうことができます。

鶏の塩ちゃんこ鍋は、当時の相撲部屋の味を再現されているのだとか。

鶏ガラを6時間煮込んだというスープに、大ぶりの鶏肉・油揚げ・葉野菜・根菜・キノコなどが入った具だくさんな逸品。また、相撲で力士は「手をつかない」ことから、ちゃんこ鍋の肉は、4本足の豚や牛などを使わず、鶏肉だけというところもポイントです。

ただでさえ、ボリューム満点なちゃんこ鍋ですが、セットになっているご飯やお味噌汁はセルフサービスで食べ放題というから驚きですよね。

お鍋を食べ終えた後は、お出汁の中にご飯を入れてシメの雑炊を楽しむ人も多いのだとか。

メニューはちゃんこ鍋の他にも、小田原ちゃんこうどん（900円）豚重（2,000円）・釜揚げしらす丼（1,000円）・わんぱく唐揚げ定食（1,000円）など、大変充実しています。

SNSなどの口コミでは「とにかくボリューム満点で最高！」「テレビやYouTubeで話題のお店、ちゃんこのお出汁が美味しい！」など、高評価がつけられています。

小田原駅から徒歩13分、住宅街の中で営業されているお店ですが、遠方から訪れる人も多い人気店です。 気になる方は早速、足を運んでみてはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部