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2016.05.16.

小松市で伝統工芸を守る動き


工芸品の生産で有名な石川県ですが、その中でも特に有名なものの一つといえば 九谷焼ではないでしょうか?

濃色を多用した華麗な色遣いや、大胆で斬新な図柄などが特徴的な九谷焼ですが 九谷焼が石川県で作られ始めたのは、小松市で良質な陶石が発見された事がきっかけみたいです。
情報元ソース:北國新聞社 九谷焼の原料、供給安定化 小松の「花坂陶石」、採掘の権利取得
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160418-00356102-hokkoku-l17
しかし、現在のペースで消費していくと、現在の採掘場だけでは 数十年後には陶石は尽きてしまう見込みだそうです。

そうした状況を受け、九谷焼の主な産地の一つである小松市では 九谷焼の安定供給を目指し、小松市花坂町で採れる九谷焼の原料「花坂陶石」の確保に 乗り出しました。

新たに採掘の権利獲得を目指す土地では、約40万トンの埋蔵量が見込まれる場所で 市内最大の採掘場だそうです。

戦後間もないころまでは採掘がおこなわれていたものの、地元の製土業者が 7~8前に権利を手放した後は誰も採石していないのだとか。

権利の取得には5年ほどかかる見込みで、複数いる地権者との協議も待っていますが 未来の九谷焼のためにも必ず確保したいとのこと。

一般的には南加賀で作られれば九谷焼と呼ばれますが、専門家の中には小松市で 採石された原石を使わなければ九谷焼とは呼べないという人もいるらしく、この土地での採石は 小松市だけでなく石川の九谷焼の窯元全体の重要課題といえるようです。

現在では世界中からも評価の高い九谷焼。

小松市、石川を超えて日本にとっての財産と言えるでしょうし 先を見据えて守っていきたいですね。


 執筆:街コミNAVI編集部