各自治体が地方の活性化を目指す中 特産品などを全国に発信してアピールする動きが活発になっています。

インターネットや物流の発達などで、離れた町からでも特産品を購入することができる世の中ですが 外に向けてだけでなく、地元の物を地元で消費したり、外から来た人を地元のものを使って もてなすというのも1つ地域活性化への大事な方策だと思います。

そんな中、JR東日本は7月16日から小田原〜伊豆間で運行を開始するリゾート列車「伊豆クレイル」の 専用待合室が小田原駅に完成しました。 その内外装などには地元・小田原産の木材を使用して完成させたそうです。

伊豆クレイルは近年流行している高級志向のリゾート列車で、桜をメインモチーフに和モダンな インテリアデザインを採用。

女性をメインターゲットにした「伊豆の景色を眺めながら『食』と『お酒』、『会話』を楽しむ リゾート列車です。専用待合室もそのイメージに合うようにデザインされた和モダンな空間に なっていて、壁やテーブルなどに小田原産のスギやヒノキ、サワラを使用して癒しの空間を 演出しています。

地元産の木材を使うことで、小田原市の森林・林業再生の取り組みをPRするためにJR東日本と 小田原市が連携し、市内の木材協同組合、大工職組合、工場が協力して作成しました。

待合室の窓からは小田原城天守閣も見えるんだとか。

これからまた人気が出てきそうなリゾート列車。 皆さんも乗る機会があれば是非、待合室を利用してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部