2016.09.04.
西尾『大提灯まつり』
もうすぐ8月も終わろうとしていますが、今年も8月には全国各地でたくさんの様々なおまつりが 開催されました。特にその地域で伝統的に行われているおまつりは、どのおまつりも地域色豊かで 特徴的なものが多かったですね。
愛知県西尾市で行われたまつりでは、おまつりには欠かせないアイテム「提灯」に関するおまつりが 開催されました。
情報元ソース:朝日新聞デジタル
夏の夜空に時代絵巻 愛知・西尾で大提灯まつり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160827-00000049-asahi-soci
それが、西尾市一色町の諏訪神社で行われる「三河一色大提灯まつり」です。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160827-00000049-asahi-soci
名前の通り6~10メートルの巨大な提灯、6組12張を掲げて行われるおまつりで 愛知県の指定文化財にもなっています。
永禄年間(1558~69年)に、西尾地域で毎年夏から秋にかけて地域に被害をもたらしていた 海魔(かいま)を鎮めるために、大かがり火をたいたことがまつりの起源といわれています。
その後、まつりではかがり火をたく代わりに提灯がつるされるようになり、江戸中期には 提灯の上部に覆いが付けられたりと提灯は華美なものになっていきました。
そして、提灯もどんどん大きくなって現在の姿へと変わっていったんだとか。 大提灯は長い間に張替えなど、幾度となく手を入れられて現在に伝わっているそうですよ。
このまつりは、2日間にかけて開催されるもので、今年は8月26日に提灯のつり上げから 奉納式が行われ、8月27日に奉納式の続きが行われたのち、提灯が貢納されました。
ちなみに、2日目は夕方までにまつりが終わるので、提灯に火が入るのは1日目のみなんだそう。 来年、面白いお祭りに行ってみたい人は、是非西尾まで足を運んでみてください。
執筆:街コミNAVI編集部