



2018.03.08.
鳥羽の火まつり(西尾市)
世界中で、様々なイベントやお祭りが日々開催されていますが、当然ながら、日本にはほかの国にはない独特なお祭りなどもありますよね。
豪快・勇壮な日本独自のお祭りは、世界の文化遺産に登録されるものも出てくるなど、日本文化の1つとして認知されていますが、日本の中でも一部の地域でのみ行われる珍しいお祭りや、「奇祭」と呼ばれるものなども多くあります。
情報元ソース:愛知・名古屋の公式観光ガイド AichiNow
西尾市 鳥羽の火祭り
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/144/
愛知県西尾市では、毎年恒例の天下の奇才「鳥羽の火まつり」が実施され、今年も多くの人が見物に訪れました。https://www.aichi-now.jp/spots/detail/144/
この火まつりは平城天皇の大同年間(806~809)に創建された鳥羽神明社で、毎年旧暦1月7日(現在は2月第2日曜日)に行われる神事。その名の通り、巨大な火をたく祭りで、「神木」の周りを青竹で巻き、それに火をつけた大松明(「すずみ」と呼びます)を2基設置。
地域の東西から選ばれた年男2人がその燃え盛るすずみに飛び込んで神木と、根本に巻かれた「十二縄」と呼ばれる縄を取り出し、神殿に備えるのだといいます。
そして、すずみの燃え具合やどちらが勝ったかといった要素で1年を占うのだとか。1200年以上も続き、国の重要無形民俗文化財に指定されているということで、地域にとってももちろん非常に重要な儀式となっていて西尾市内外から多くの人が見に来るといいます。
今年も1月11日に無事実施されたということで、これからもずっと続いていくでしょうから、西尾市や近郊に住んでいる人は来年以降、機会があれば一度見に行ってみてはどうでしょうか?
執筆:街コミNAVI編集部