年末が近づく今の時期、すっかり町はクリスマスムードとなっていましたね。

日本でも冬の一大イベントとして定着しているクリスマス。欠かせないものはいくつもありますが、やはりケーキは欠かせませんよね。特に定番はイチゴのショートケーキだと思いますが、12月はイチゴ農家さんも大忙し。

イチゴの産地、愛知県西尾市でもイチゴの出荷ピークがやってきているといいます。

ちなみに、西尾市は全国でも有数のお茶の産地と知られていますが、実はイチゴの生産量も県内でトップクラス。市子町（いちごまち）にはいちご狩りなどが楽しめる「らんらんいちご園」といったスポットもあり、地元の人や観光客に人気を博しています。 外観や糖度などの品質を重視したおいしいいちごを作るため、病気の抵抗性の強い苗を導入したり、近年では「紅ほっぺ」などの新しい品種を導入したりと、新しいことにも挑戦しながら消費者ニーズに合ったイチゴ栽培を行っています。

西尾市でクリスマスケーキ用に主に栽培されているのは「章姫（あきひめ）」という品種。

元々静岡県で誕生した品種ですが、今では愛知県でも代表的なブランドいちごとして生産されているです。今年は天候の不順で生育が心配されていましたが、イチゴは問題なく成長し、出荷できたということで農家の人たちも一安心。

私たちとしても、イチゴがきちんと出回ってくれたということで一安心ですよね。

クリスマスのイチゴもいいですが、年が明けて春が近づいてくるとイチゴのメインシーズンになりますし、愛知県や西尾市に住んでいる人で、西尾のイチゴを食べたことがなかったという人は、一度食べてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部