



2017.02.13.
古書好きは西尾に集合
読書はお好きですか?実用書しか読まない人、小説しか読まない人、なんでも読む人、本を読まない人、いろいろな人がいると思いますが、本をよく読む人は、どれくらい昔の本まで読んだことがありますか?
小説を読む人が、明治時代の文豪たちの本を読む程度ではないでしょうか?歴史的な史跡にはよく足を運ぶ私たちですが、意外と過去の本などは目にしたことがなかったりしますよね。
それは貴重だから研究資料として扱われ、あまり目にする機会がないということでもあります。そんな、昔の日本の本を紹介する企画展が、愛知県西尾市で開催されているのだそうです。
情報元ソース:西尾の地域情報サイト「まいぷれ」
こんな本があった! ~岩瀬文庫平成悉皆調査中間報告14~
https://nishio.mypl.net/event/00000245967/
西尾市亀沢町にある西尾市岩瀬文庫では、毎年、年度末に蔵書研究の発表を兼ねて「こんな本があった!」展を開催していて、今年で14回目。https://nishio.mypl.net/event/00000245967/
岩瀬文庫蔵書の全資料調査の過程で出逢えた貴重な本、面白い本たちを紹介する企画展です。岩瀬文庫は、現在の西尾市出身の実業家で西尾鉄道初代社長でもあった岩瀬弥助(1867~1930)が創設した私立図書館で、2003年には国内初の「古書ミュージアム」としてリニューアルした施設。
蔵書は弥助が集めた古書を中心に8万冊にものぼるのだそうで、例年10月には「にしお本まつり」も開催されています。
今年は文庫に収集されている古典から、岩瀬弥助の実像にも迫るという触れ込みとなっていて、3月12日には「今年度の調査からわかったこと Vol.14」の講演会も予定されています。
本好きな人にとっても、歴史好きな人にとっても楽しめるイベントだと思うので、興味のある人は、是非愛知へ訪れた際は、西尾市に足を伸ばしてみてくださいね。
執筆:街コミNAVI編集部