ここ数日暑い日も増えてきて、すっかりと初夏の陽気になってきましたね。新緑の季節になり、動物も植物も活発になる季節ですね。果物や野菜も、この時期に旬を迎えるものがたくさんありますが、意外にもイチゴも4月〜5月中旬が本来の旬だという事をご存知でしたか？

現在ではショートケーキ需要の高まるクリスマスシーズンに合わせて栽培計画が立てられ、旬の時期のピークが前にずれていったのだといいます。本来はいちごの旬だった4月以降は、いちご狩りのお客さんも少ないそうですが、愛知県西尾市にはそんな客足の減ったいちご園で毎年ある取り組みが行われていて、話題となっています。 それが西尾市市子町（いちごちょう）の「らんらんいちご園」で開催された「夜のいちご狩り」です。

その名の通り、夜にヘッドライトをつけて行ういちご狩りで、普段はできない体験ができるということで人気です。数年前から4月に数日のみ開催し、徐々に話題となり今では名物イベントの1つとして知られ、テレビなどのメディアでも特有されました。

カップルの利用者もいたり、夜ならではの雰囲気を楽しむ人たちもいるそうです。

らんらんいちご園は榊原さん夫妻が経営するイチゴ農園で今年で9年目を迎えた農園。毎年様々なユニークなイベントを開催していて、地元・西尾でも愛されています。今年はもうイチゴ園のシーズンは終了しますが、興味のある人は是非、来シーズン訪れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部