普段、カフェを利用しますか？

日本には町のいたるところにたくさんのカフェがあり、大手チェーン店から個人のお店など、その種類も様々ですが、町の個人経営のカフェの中には、地域の人の憩いの場としての役割を果たすカフェなどもありますよね。

石川県小松市では、そんな地域の人たちの交流スペースとして、新しいカフェが誕生して話題となっています。 そのカフェの名は「FRaT（フラット）」

このカフェの何が話題となっているかというと、介護施設の敷地内に設置されながら、誰でも自由に利用できる憩いの場としての利用を想定して作られたからという点。

設置・運営を行うのは、小松市で老人ホームやデイサービス事業を展開する「寿」

2009年に設立された比較的新しい会社で、閉鎖的など、ネガティブなイメージを持たれることも多い介護施設のイメージを変えるための取り組みの1つとして、今回のカフェの併設が1年ほど前から進められてきました。

小松市で運営する施設に隣接してオープンしたFRaTは、カフェというよりも交流の場としての機能が強く、飲食物の持ち込みが可能。

コーヒーは1杯100円で、無料でカラオケなども楽しめるのだとか。運営は主にボランティアスタッフが行い、月～土曜はカフェとして運営。日曜日はレンタルスペースとしての活用を見込んでいるということで、施設の利用者はもちろん、若者や地域住民など、様々な人の交流の場として活用していきたいと考えているとのこと。

気をふんだんに使った開放的で温かみのある内装は介護施設のイメージを変え、様々な人との交流の場になることと思うので、小松市に住んでいる人は是非一度立ち寄ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部