現在、日本中を席巻している風潮といえば「働き方改革」です。

個々人の意識も変わりつつありますし、各企業、様々な工夫をこらして仕事の効率化などに努めていますが、こうした改革を進めているのは、個人や民間企業だけではありません。行政を行う全国の自治体でも、様々な改革が進められているのです。

ちなみに、青森県弘前市では「スタンディングワーク」専用の会議室が設置され注目を集めています。 スタンディングワークとは、その名の通り立ったまま仕事をすることで、北欧などで一般的な仕事のスタイル。長時間座ったままでいることが健康リスクとなり、作業効率も悪くなるということが近年問題視される中で、欧米でも広がりを見せ、現在日本でも注目を集めている働き方です。

日本の企業でも取り入れる企業が少しずつ増えてきていて、テレビなどで紹介されているのを見たことがあるという人もいるかと思います。

そんな中、10月18日に弘前市役所の2階と3階に新たに設置された会議室は、このスタンディングワークを取り入れ、椅子もなく、さらにペーパーレス化を促進するために大型ディスプレーなどが設置されています。

椅子をなくすことでダラダラと会議が長引くことを防ぐ効果もあると考えているということで、業務の改善に期待がかかります。

役所というと新しい制度や機器などの導入には消極的なイメージがありますが、業務効率がアップするのであれば、弘前市だけでなく全国の自治体でどんどんこうした改革を進めていってほしいですよね。


 執筆：街コミNAVI編集部