西条出身のテノール歌手 秋川雅史さんが歌う「千の風になって」をテーマにした「千の風モニュメント」が 西条市大町の、西条図書館北側の緑地に設置されました。

その除幕式が3月21日に行われ、市民らおよそ300人が合唱などで 完成を祝いました。 モニュメントは、元劇団四季の美術部長がデザイン。

直径およそ4.2メートルで、切鎚山系の青石で作ったドームを 自噴水「うちぬき」をイメージした小さな白い石が囲んでいます。

西条では、8年前から市民団体が中心になって「千の風まちづくり」を推進。

今回は、市民グループ「千の風手紙プロジェクト」が 全国から寄付金を募って制作し、西条市に寄贈しました。

除幕式には、曲の訳詞・作曲者、新井満さんも出席。

西条市長は 「モニュメントや歌、手紙などを通して全国に西条市をさらに発信したい」 と挨拶し、新井さんらとともに幕が引かれました。

秋川雅史さんが「千の風になって」をシングルCDで発表したのが2006年。 紅白歌合戦への出場や、ミリオンを突破し話題になりましたよね。

この楽曲、2013年11月までは 「2000年代最後のミリオン達成シングル」として知られています。 しかもソロアーティストおよびポップス以外の楽曲の ミリオン達成シングルは「千の風になって」が最後となっています。

いろんな記録をもつ「千の風になって」をテーマにした 西条の「千の風モニュメント」も有名になるといいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部