今年も北国では、冬のお祭りがたくさん開催されていますが、そんな中 青森県弘前市の弘前公園で開かれていた『第四十回弘前城雪灯籠まつり』が 2月14日、閉幕しました。 二万人が訪れた最終日14日は、最高気温がなんと四月波の14.6度を 記録したという事で、雪が解けてしまっている光景も見受けられたようですが それでも四日間で外国人観光客を含む23万人が訪れたということです。

弘前城雪灯籠まつりは、1977年にスタートしたみちのく五大まつりのひとつで 桜の名所としても知られる弘前城前の弘前公園にて行われます。

雪灯籠は、長くてつらい北国の冬を楽しく明るくするために 市民の方が手作りするそうで、雪化粧の中ライトアップされる天守閣や 老松とともに幻想的な光景を演出します。

また40回目を迎えた今回は、まつりの記念事業として13・14日に 「弘前城 石垣マルチ・プロジェクション」と称して、石垣に映像を投射する イベントも行われ、非常に好評で夜の来場者も多かったのだとか。

また、弘前城は昨年100年ぶりに天守を曳屋（伝統的な技術で、建築物を そのままの形で動かすこと。ピラミッドの建築にも行われたとか）した事でも 話題になりました。

その曳屋後、初のまつりだったということもあって、来場者の方には 見どころが多く好評だったとか。

ゴールデンウィークには桜祭りも行われ、そちらは200万人ほどの人が 訪れるとの事ですが、この雪灯籠祭りの注目度もこれからますます 上がっていくといいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部