皆さんは大河ドラマはお好きですか？言わずと知れたNHKの看板番組。毎週日曜日は家族で 見ているという人も多いのではないでしょうか？今年は真田信繁を主人公とする真田丸が好調で ドラマが好評を博すに伴ってロケ地やゆかりの地も大盛り上がり。

年末に近づき、物語もクライマックスへ向かいつつありますが、そんな中2018年の大河ドラマは 日本人なら誰もが知っている、江戸末期～明治期に活躍した西郷隆盛の生涯を描く 「西郷（せご）どん」となることが発表されました。

これをうけ、鹿児島県や西郷隆盛ゆかりの地では観光客誘致に向けた準備がすすめられていて 鹿児島県霧島市でも大河ドラマを地域活性化につなげようという取り組みが始められています。 西郷隆盛は霧島市の日当山温泉を愛し、隠居して東京から鹿児島にもどってからもよく 滞在していたということで、当時の宿泊施設は移設復元もされていますし、市内には西郷公園など 彼に関連した施設も多くみられます。

こうした観光資源を活かすため、霧島市では観光業者や行政が西郷隆盛と霧島市に関する逸話を 学ぶ勉強会も開きました。いち早く動くことで、ロケ地の誘致なども行うことができるということで 市としてもかなり気合が入っているようです。

鹿児島を舞台にした大河ドラマは「篤姫」以来10年ぶり。最近は歴史上の「名脇役」ともいえる 主人公を題材にすることが多かった大河ドラマですが、今回はかなり知名度の高い主人公という こともあり、地元からの期待もあついようです。

ドラマの内容とともに、縁の地の動向にも要注目ですね。


 執筆：街コミNAVI編集部