現在は有効求人倍率が高水準を記録し、2016年の大学生の就職率が97.3%と過去最高を記録するなど、かなり就職しやすい環境になってきています。一方で、独立起業をしたり、フリーランスとして仕事をする人が増えたり、働き方改革が推進されたりと、働くということに関しては激動の時代ともいえます。

そんな中、働きたいけど働けない、やりたい仕事がみつからないという人も増えてきています。

そうした若者をサポートする施設なども全国に設置されていますが、青森県弘前市では、そんな若者の自立・就職を支援する施設が開催した企画展が話題となりました。 この「みんなで創る展示会」を主催したのは、若者の自立支援を行う「ひろさき若者サポートステーション」と「ジョブカフェあおもり」です。

2つの施設を利用している若者が趣味や特技、才能を活かして生み出した作品が展示されました。

それぞれが自分の持ち味を発揮し、鉛筆画からCG作品まで、様々なジャンルのアート作品が50点も集まったそうです。この展示会によって、やりたいことを見つけたり、未来への希望を見つける人たちが出てくることを期待したいですよね。

「ひろさき若者サポートステーション」と「ジョブカフェあおもり」では、定期的にこうしたイベントなども開催していますし、みなさんの住んでいる地域でも、同じように就労支援施設がイベントなどを開催していることなどもあると思います。

思わぬ才能と出会えるかもしれませんし、目に留まったら、一度訪れてみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部