



2017.04.05.
橿原のさわれる考古学博物館
考古学には興味はありますか?少し地味な印象も受ける考古学ですが、発掘作業や、出土品、そこから見える古代の人々の生活などにロマンを感じる人は少なくないのではないでしょうか?
そんな発掘作業が日本の中でも盛んな地域というと、やはり古都、奈良。考古学の聖地にある重要な研究機関が、橿原市にある奈良県立橿原考古学研究所です。
情報元ソース:毎日新聞
古代ロマンに触れて 橿考研が視覚障害者向け展示
http://mainichi.jp/articles/20170316/k00/00e/040/284000c
現在まで存続している公的な埋蔵文化財研究機関としては、最も古い歴史を持つこの研究所。http://mainichi.jp/articles/20170316/k00/00e/040/284000c
附属博物館ではその所蔵物の一部を展示していますが、この橿原考古学研究所付属博物館で、先日までユニークな企画展が開催されて注目を集めていました。
それが特別陳列「さわって体感考古学!!」です。
博物館というと、展示物には手を触れてはいけないというのがルールな気がしますが、この展示では触っても大丈夫な展示品やレプリカなどを用意して、さわって楽しむことができる展示が行われました。
さらに、点字パネルや盛り上げ印刷と点字を使ったパンフレットを用意することによって視覚に障害を持つ人にも配慮した展示となりました。
もともと、視覚障碍者の人にも楽しめるようにして考古学の門戸と裾野を広げようということで計画されたこの展示、奈良県立盲学校の先生の助言も受けながら展示を完成させたのだそうです。珍しいさわれる展示ですが、視覚障害のある人に新しい扉を開くことができることはもちろん、そうでない人たちにとっても新鮮な考古学体験ができますよね。
こうした新しく、ユニークな展示がいろいろな場所で定期的に開催されるようになるといいなと思います。
執筆:街コミNAVI編集部