宇治市の宇治川でも有名な鵜飼いですが 昨年、新たな海鵜（うみう）の雛が誕生して話題を呼びました。

その年に、この雛の愛称とイメージキャラクターが募集され 「うみうのウッティー」に決定したそうです。

一緒に作成されたイメージキャラクターも 海鵜が魚を小脇に抱えているなんとも愛らしいものです。

そんな海鵜の効果なのか 宇治市観光協会は、9月23日で今シーズンの営業を終えた「宇治川の鵜飼」の 乗船人数が7,000人を超え、統計を取り始めた昭和62年度からみると 過去2番目の乗船数になったと発表しました。 今年度は6月14日〜9月23日までの102日間、営業を予定していたそうですが 初日から雨による宇治川の増水でスタートが6月17日に延期するなど 休業日数は過去20年間では最も多い40日間となりました。

しかし、休業日数が多かったにも関わらず、乗船人数が増えた要因として 今シーズン鵜飼デビューを果たした「うみうのウッティー」の人気によるものだと 宇治市観光協会では考えているようです。

9月5日にウッティーが鵜飼デビューを果たすと 観覧の予約が急増し、全国的に好天に恵まれたシルバーウィークは連日満席。 岸辺から眺める立ち見客もいたそうです。

今後もウッディーによる宇治川の鵜飼の活性化に期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部