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2017.08.30.

宇治茶まつり


「お茶」と聞くとどんな地域を思い浮かべますか?

日本一のお茶の産地、静岡県を思い浮かべた人もいると思いますが、京都府宇治市を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。

鎌倉時代からお茶が生産されてきたという宇治ですが、そんな宇治で、例年「宇治茶まつり」というイベントが開催されています。
情報元ソース:京都新聞 古式ゆかしく、催し多彩に 10月1日、京都・宇治茶まつり
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00000009-kyt-cul
宇治茶まつりは毎年10月第1日曜日に宇治川畔一帯で開催されるイベント。

初めてお茶を中国より日本に伝えた栄西禅師と、宇治に茶園を開いた明恵上人、茶道の始祖千利休の三恩人や、お茶の発展に力を尽くした先人たちへ感謝するために開催されています。

宇治市内の茶業者が結成した宇治茶祭奉賛会が主催し、今年の10月1日、66回目の開催を迎えます。

まつりでは、昔、豊臣秀吉が宇治川の水を汲んで茶会を開いたことから、当時を模した衣装に身をつつんだ行列が宇治川から献茶の行われる興聖寺に水を運ぶ「名水汲み上げの儀」、その水で今年摘まれた新茶を点て、供茶する「御供茶式・茶壷口切の儀」等が行われます。

そのほかにも、宇治川一帯でお茶席などが行われ、コンクールや抽選会といったイベントも開催されるということで、誰でも茶席に参加することができるようになっています。

地元の人でも意外と普段ちゃんとお茶を飲む機会が少ないという人もいると思いますし、県外から訪れる人も京都観光に行く予定のある人などは、宇治まで足を延ばしてこれらの祭りにも参加してみてはどうでしょうか?


 執筆:街コミNAVI編集部