宇治抹茶や源氏物語ゆかりの地としても名高い、京都・宇治ですが、実はそれだけではないんです。宇治市内にある宇治市植物公園では、現在「カカオとチョコレートとちょっとコーヒー展」が 2月の土日に開催されていました。 その概要はといいますと、アフリカや市植物園でとれた実物のカカオ豆が展示されており、カカオ豆がチョコレートになるまでの過程をパネルなどで紹介しているというもの。カカオ豆をすりつぶす体験もできるようですよ。

カカオ豆ができるまで、発酵・乾燥・焙煎と、たくさんの作業が必要となるそうです。とても時間がかかって大変そうですね。

この展示会タイトルの「ちょっとコーヒー」の通り、コーヒーでおもてなしをする際のマナー「コーヒーセレモニー」も行われました。時間帯によっては、焙煎コーヒーを飲む事もできたそうです。

コーヒー豆もカカオ豆と同じく、発酵や焙煎の工程を経てコーヒーになります。 一口に豆と言っても、コーヒーになったりチョコレートになったり…豆を発酵して、乾燥して、焙煎して、なんて手順をふむ発想が生まれるまでに、とてつもない時間がかかったのではないでしょうか。

宇治市植物公園では、他にも、「温室フラワーツアー」も開催。

3月には、花が一気に見頃を迎え、「春蘭展」や「椿展」等の展示会の他、桜が見頃を迎える3月下旬には、20周年記念「枝垂桜夜間無料公開」が予定されています。是非足を運んでみて下さいね。


 執筆：街コミNAVI編集部