現在は少子高齢化社会が進んでいて、寿命も延びている社会ということで、これから医療に関する問題が大きな課題として日本にのしかかってくるといわれていますよね。

医療の在り方も、クオリティ・オブ・ライフを重視するようになったりと変化する中、病院や医療施設の在り方も変化が求められていますが、福島県会津若松市には、新しい形の医療施設が完成し、注目を集めています。 その施設の名は「ヒルズ天生」です。会津若松市の一般財団法人温知会と社会福祉法人温知福祉会が建設した施設で、地域交流と医療・介護を融合させたコミュニティ複合施設という新しいコンセプトが注目を集めています。

メイン施設は医療、介護に重点を置く、介護療養型老人保健施設と、特別養護老人ホームとなっていますが、敷地内にはそれだけでなくスーパーやカフェが設置されていて、もちろん入居者以外も立ち寄ることができます。

これまで介護施設などは閉鎖的な雰囲気などもありましたが、こうした施設を作ることで、若い世代と高齢者が交流する場も生まれますし、高齢者の人たちの生活にもハリが生まれるのではないかということです。

ありそうでなかった発想ですが、これからこうした施設は増えていきそうな気もしますね。

11月19日に内覧会などが実施され、スーパーなどは12月からオープンするとのこと。希薄になっている地域コミュニティ創出の場として様々なイベントを企画してほしいと思います。会津若松に住んでいる人は、是非一度訪れてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部