日本全国では、様々な市場が開かれていますよね。

かつては五日市、十日市など、決まった日に市場が開催されていたという歴史があったり、その歴史から地名がついたりと長い歴史を持つ市場。

今でもそうした歴史ある市場が各地で開催されていますが、福島県会津若松市では毎年新春恒例・伝統の十日市が開催され、多くの人でにぎわいました。 会津若松の十日市は、会津地域最大の初市として400年以上も前から続いているという伝統の市。

会津若松市栄町の神明通りを中心に市内の中心地で毎年数百店のお店が出店し、縁起物から日用品、飲食物などあらゆるものが売られ、会津若松だけでなく県内外から15万人以上もの人がやってきます。

会津若松を代表するイベントの1つということもあり、会津を舞台とした大河ドラマ「八重の桜」が放送された年には関連イベントが開催されたり、例年会津のPRイベントなどの関連イベントも多く開催されることでも知られ、誰でも飽きずに楽しむことができます。

今年も無事に市が開催され、朝の9時から夜の9時まで、市内外からやってきた人たちが朝から晩まで丸1日をかけて新年を祝い、市場の賑わいを楽しんだということです。

お祭り的な要素も含むこうした市場イベント。皆さんも来年以降新春に会津若松に訪れる際には十日市に参加してみてほしいですし、皆さんの住んでいる地域で開催されている市にも、行ったことがなかったという場合は参加してみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部