みなさんは、地元の伝統芸能についてどれくらい知っていますか？

全国各地、どんな地域にもそれぞれの伝統芸能があるはずですが、今ではほとんど行われなくなっているものもあったりして、あまり身近に感じられていないという現状もあるのではないでしょうか。

福島県会津若松市では「地域と文化と人々のちから」という、地域の伝統芸能、文化を紹介するイベントが実施されました。 これは、東北の中でも種類や数が多く、多彩な特徴を持つ福島県の民族芸能について知ってもらおうと、福島県とNPO法人「民俗芸能を継承する福島の会」が主催するイベント。

イベントでは本宮市の「高松神社の太々神楽」、いわき市の「磐城大国魂神社の大和舞」、南相馬市の「下町の子ども手踊」といった伝統芸能が実際に披露され、実際に見ることでより深く理解し、楽しみ、親しむことのできるイベントとなりました。

イベントは県内3ヵ所で行われ、最後の会場となった会津若松では2月18日に会津若松市アピオスペース展示ホールで実施されました。

地域を超えた伝統芸能がこうして一堂に会して見られる機会はあまりないですよね。

福島の人、会津若松の人はこうした活動をしている人たちがいるということを知って、地元の博物館に行ったり、こうしたイベントに参加したりしてみてほしいですし、それ以外の地域の人も、改めて地元の伝統芸能・文化について調べてみてはどうでしょうか？

きっと意外な発見や、新しい気付きがあると思いますよ。


 執筆：街コミNAVI編集部