



2018.03.08.
豊川で防火診断
日本で進む高齢化社会に対しては、様々な議論が行われ、官民問わず取り組みが行われている状況ですが、しばらくは間違いなく続くこの少子高齢化社会の中でしっかり人々の生活の質を保っていくことがまず何よりも大事ですよね。
寿命は延びているとはいえ、やはり年を取ると頭の回転や運動能力が低下するのは必然ですし、そんな高齢者に対する見守りやケアがこれから大事になりますが、愛知県豊川市では、1人暮らしをするお年寄りの家庭を対象に、防火診断が実施されました。
情報元ソース:豊川市
「春の火災予防運動」を実施します
https://www.city.toyokawa.lg.jp/kurashi/anzenanshin/shobo/shobooshirase/20150113130305572.html
近年、火災事故や事件で高齢者が逃げ遅れるという例が多発していて、日本では住宅火災の死者のうち7割が高齢者で、高齢化社会が進む中で高齢者の死者も増加しているということで、防火対策では特に高齢者へのケアが重要となってきています。https://www.city.toyokawa.lg.jp/kurashi/anzenanshin/shobo/shobooshirase/20150113130305572.html
この防火診断は今年3月1~7日に実施される「春の火災予防運動」を前に実施するもの。
2月15・16日の2日間、豊川市消防本部の職員や豊川市の高齢者相談センターの職員、豊川で喜工業協同組合員など、豊川市の防災に関する様々な立場の人が参加して電気、ガスに関連する点検や、消火器の使い方など防災に関する知識の説明などを行いました。
点検を受ける本人はもちろん、別居している家族にとっても、自治体がこうした取り組みを行ってくれるのは心強いことですよね。
豊川の人や高齢者の人はもちろん、若い人も、豊川以外の人も、皆さん火災には気を付けてくださいね。
執筆:街コミNAVI編集部